土曜日は、ヒメボタルの幼虫調査に参加しました。
1週間前に仕掛けたトラップを引き上げる作業です。
場所は、尼崎椎堂の猪名川公園近くの河川敷です。
トラップの数は150個。
地中に埋めた、色をつけた紐がついているフィルムケースのようなものを探す、
まるで宝探し。
子どもの頃から苦手なジャンル。
私が見つけたのはたった4個。参加者みんなで、すべて回収できました。
どきどきしながらケースを開けますが、
なかなか幼虫は出てこず、変な虫がいっぱい。
いたいた、幼虫。
こののこぎりの刃のようなのが、ヒメボタルの幼虫です。
大きさは、2ミリくらい。
幼虫のうちから光ります。
猪名川にはいるけど、武庫川にはいないらしい。
ゲンジやヘイケと違って地味なので、まだ見つかっていない可能性もあるそうです。
毎年5月下旬ごろに成虫となって光ります。
生き物ですから、生育エリアはどんどん移っていきますが、
今の猪名川の環境が保全されれば、広い範囲で見続けることがきるるとか。
来年の観察が楽しみです。