富山市議会の、政務活動費の不正受給で市議の辞職が止まりません。
議員全員がこんなもんだと思われても仕方がありません。
では、伊丹市議会はどうなっているの?と聞かれることが多くなりましたので、
伊丹市議会議員に政務活動費について、まとめてみました。
1. 会派ではなく、議員個人に支給される(条例、規則が根拠)
2. 月額6万円、年額72万円
3. 3か月毎に18万円が前払いで個人の口座に振り込まれる
4. 使途については、「政務活動費の手引き」で詳しく規定
5. 領収書は1円以上必要
6. 報告書は、市議会事務局からフォーマットが提供され、日々入力していく
7. 1年分の報告書を作成、事務局に提出し、チェックしてもらう
8. 10月ごろに半期分を提出、チェックを受ける
9. チェックで、使途など不適切なものがあれば訂正する
10. 使途が不適切なものが計上されていれば活動費を返還する
11. 使い切っていなければ返還する
12. 平成27年度は、執行率は92%
13. 政務活動費は、市の監査の対象となっている
14. ネット上での報告書、領収書公開はしていない
(議会改革特別委員会で、来年から報告書の公開を検討している)
15. 報告書の閲覧希望者は、情報公開請求をして写しを得る(コピー1枚@10円)
16. 情報公開請求があったかどうかは、議員にも会派にも知らされない
17. 報告書の写しでは、支払先等の固有名詞などは黒塗りになっている
不正請求や請求書の使いまわしが有ったかどうかは、分かりません。
私の場合、会派の部屋のコピー機のリース料と市政報告の印刷代、配布代だけで
予算額をオーバーしますが、市政報告会や意見を聞く会、視察代、資料代なども
活動が分かるように計上して報告書を作成しています。
昨年度の報告書のコピーは手元にありますので、
見せて、と言われたら、いつでもお見せできるようにしてあります。