参議院選挙が公示になりました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられて、初めての国政選挙です。
伊丹市で新たに選挙権を得た18、19歳の数はおよそ4000人。
国政選挙では、結果に大きく影響するような数ではありませんが、
彼らが投票や政治に関心を寄せることが、
投票率の低い、20代、30代、子育て世代の女性たちに影響を与えてくれることと信じます。
住んでいる地域の地方選挙なら、候補者の顔や人柄、訴える内容がまだ分かりますが、
国政というとどこか遠い世界のような気になるのではないでしょうか。
今回の選挙も争点が見えにくいと言われます。
社会保障や子育て・若者支援は各党も力を入れていきたいと訴えています。
消費税増税が先送りされた事は、歓迎されているようですが、
消費税を財源とした社会保障改革が置き去りにされている事をどう考えるか。
憲法を守ることが大事、と言われても、日々の生活が最優先と考える人もいます。
ただ、今の政権が大勝利すれば、その先には憲法改正があるでしょうし、
それは、まさしく私たちの権利が制限され、生きにくい世の中になると、私は考えます。
それぞれの思いや期待や判断で、投票されるでしょう。
投票したら終わりではなく、投票した人が(当選した人が)どのような働きや発言をするのか、
しっかりと見張っていくことまでが、有権者としての義務だと思います。
白紙委任はあり得ません。
18歳が投票に行くのに、大人が行かなくてどうしましょう。