(最近の出来事、まとめてアップします、ずぼらでスミマセン)
3月30日、お知らせしていました「春の猪名川ウォーキング」参加者8名で行ってきました。
ケーブルテレビの取材があり、カメラマンさん、2時間半一緒に歩いてくださいました。
イオン伊丹店の東側から河川敷に下り、桑津橋をスタート、軍行橋を目指しました。
下見から10日経つと、緑はいっそう鮮やかで、カラシ菜は次々に黄色い花を咲かせていました。
目的の1つが野草摘みでしたので、ノビルやカラシ菜の蕾を見つけるたびに足が止まります。
この時期は枯れ草状態なので、ゴミがよく目立ちます。ゴミを拾いながら歩きました。
途中、ちょうどHIROコーヒーのお店のあたりに石碑があります。
松尾芭蕉がここを通ったという記念の碑だそうです。
数が少なくなったと言われる日本タンポポもたくさん見つけました。
西洋たんぽぽとの違いは、ガク。花に添うように付いているのが日本たんぽぽ。
そり返って付いているのが西洋タンポポ。
茎をかじって、甘いのが日本、苦いのが西洋、という違いもあります。
(日本タンポポ)
軍行橋の東詰に大きなモニターがあります。その横には河川カメラが付いてます。
河川の増水などを監視していて、モニターに情報が表示されます。
(右の白いポールにカメラが付いています)
軍行橋から、反対側の河川敷に渡り、内川、箕面川を横切って、引き返します。
こちら側の土手には、クサボケという日本固有の植物が咲いています。
絶滅危惧種にも指定されている花です。
(クサボケ)
日本の固有種の存在を脅かすのが、外来植物です。
猪名川の外来植物の多さは、全国ワースト2。
なかでも、アレチウリ、アレチハナガサ、オオキンケイギクは
繁殖力も旺盛で、毎年そのエリアを広げています。
(アレチハナガサ、スターチスの仲間、夏に淡い紫色の花が咲きます)
毎年、抜き取り作戦を実施していますが、今のメンバーでは太刀打ちできず・・・
そんなこんなで、2時間半、走行歩数は8500歩。6キロ程度でした。
日頃、上からしか見ることのない猪名川。歩いてみるといろいろな発見があります。
たくさんの方が、猪名川に関心を持っていただきたいと思います。