代表質問、個人質問、常任委員会に続き、3月14日から始まった予算委員会が、
今日、ようやく終わりました。
一般会計(バスなどの公営企業や財産区などの特別会計以外、消防も教育も全て含みます)
700億円の、収入と支出を4日間で審査します。
知らないことを逐一聞くような質問ばかりだと、全く進みません。
指摘した項目のお金の出入りの何が問題か、事業のなにが課題か、
準備したうえでしっかりと指摘しなければ、意味が有りません。
今回の予算では、「法人税の超過課税」を取り上げました。
伊丹市は昭和49年から法人税に超過課税を課してきました。
その額は、平成26年度決算で3億円という大きなものです。
超過課税、というのは財政に特別な理由がある時に認められていますが、
伊丹市では、昭和49年からずっと課税しっぱなしだったのです。
国においても、法人税の引き下げを行い、
伊丹市でも企業誘致のために、固定資産税の減税を行っています。
市長は、止めて欲しいと言う声も聞かないし、超過課税があるから伊丹市から出ていく、
という企業も見当たらないので、問題ない、という答弁でした。
伊丹市のために、頑張って納めて下さっている法人さんに元気になってもらえるよう、
超過課税を廃止することは、ありだと思います。
必要性や使い道の公表などを検討する、ということでしたので、
法人さんからも声を挙げて欲しいと思います。