9月は防災月間ということで開催された(と思います)、伊丹市民フォーラム「住まいの耐震化のすすめ」に参加してきました。場所は伊丹市防災センター。
昭和56年以前に建てられた住宅は、地震に対する強さの基準が低かったので、近い将来に起こると言われている大地震への備えが不足しています。そこで、県や市では、耐震診断を受けるように補助制度を作って呼びかけたところ、受診数はそこそこあるのですが、耐震改修が伸び悩んでいるとのことです。
すでに地震活動期に入ったこと、耐震改修は見た目には変わらなくても命を守ってくれること、補助制度があることなどが、今日のお話のメインでした。雨にもかかわらず、たくさんの市民の方が詰めかけ、改修の個別相談にも参加されていました。
高齢の方は、あと何年生きるかわからないのに、改修なんてお金がもったいない、と言われるそうですが。改修が無理なら、こんなベッドもいいかもしれません。シングルで45万円プラス設置費5万円の計50万円。伊丹市独自で10万円の補助もあります。金属製のシェルターもありますが、これは「ひのき」でできているので、とても癒される香りがします。
非常持ち出し袋も、100均を利用すれば、それなりに揃えることができそうです。
備えあれば、憂いなし、と言います。自分でできることは、やっておきたいです。