号泣議員で名を馳せた野々村竜太郎氏の辞職と12月の衆議院議員選挙に立候補した大前春代氏の失職に伴って、欠員が2となった西宮市選出の県議会議員補欠選挙の結果が出ました。
立候補者は5人、自民党の吉岡氏、維新の中野氏、民主の奥野氏(女性)、無所属の森池氏、無所属の酒井氏。当選は、自民の吉岡氏と維新の中野氏、40歳と32歳という、今が旬の年齢の男性お二人でした。
今回の選挙は、全国的に批判を浴びた野々村氏の政務調査費の違法支出が発端だったはず。野々村氏以外にも切手を大量に買ったり、領収書が無かったりと、庶民感覚ではありえない政務調査費の使い方が問題になりました。
結果は、それを指摘した西宮市民オンブズの森池氏は4位で落選。政務調査費のことは、もうどうでもよくなったような結果でした。
それ以上に驚いたのが、民主党公認で日教組の支持があった奥野氏が落選したこと。連合の力、女性の票が動かなかったのかなあ、とびっくりです。
4月には統一地方選挙が行われますが、市民の皆さんは何を見て投票されるのでしょうか?