昨日の晩は、きれいな満月でしたね。
夜、ヒメボタルの幼虫調査に行ってきました。尼崎市農業公園東側の河川敷で行いました。
満月の晩とはいえ、やはり足元は暗く、何をふんづけてもわからないくらいです。でも、空港と阪神水道事業団の浄水場のあかりで、目が慣れてくればそれなりに分かるようになります。
さて、幼虫調査は枯れ草の下のふかふかした土の表土を手でかきわけて探します。目は慣れても、どこがふかふかか、どこが湿っているかは分かりづらいもの。昼間なら絶対に手を入れたくないような繁みも、よく見えていないから平気で手を突っ込むことができます。
1メートル四方を1時間余り探すと、7~8匹の幼虫らしきものを発見。なぜわかるかと言うと、幼虫でも光るのです。土を掻き分けられたショックで一時光ります。ただ、満月が明るすぎて、黒い傘で地面を覆い、探します。見つけた!と思っても目の錯覚だったりします。
発光体のある土を一か所ずつ袋に入れて持ち帰り、灯りの下で本当に幼虫がいるかどうか探しますが、昨日の時点ではわかりませでした。探すには、とても明るい光とブラシのような道具と虫めがねが必要です。帰りしの伊丹市の施設で、とりあえず見ただけですので、もしかしたら、光っていたのはミミズだったかも。(光ミミズ、という生き物がいるそうです)
最終の検査はヒメボタルの会の会長さんにお任せしました。果たして、何匹いたんでしょうか?