昨日は、いたみホールの大ホールで、「第4回 さようなら原発1000人集会 何度でも言おう!福島事故は終わっていない」に参加しました。今回の講演はノーベル文学賞作家 大江健三郎さん。
大江さんは、人生の中で衝撃を受けたことの1つは、終戦で新しい憲法が制定され人の生き方が180度変わったこと、そして1つは3.11の原発事故だったと語られました。
オトナタチは子どもたちに安心して住める国土を残していく責務があるのに、原発事故で子どもたちが住めない地域を作ってしまった。原発再稼働、原発輸出というけれど、一度原発事故を起こしてしまった日本だから、脱原発、自然エネルギーへの転換を進めていく、と世界に発信してこそ信頼される、とおっしゃいました。
お話の内容は、いつも反原発運動の人たちが語っていることと同じだし、私が思っていることと同じなんだけど、大江さんが語られると、確かな裏付けをいただいたような気がしてくるから不思議です。
集会には、1500人を超える人たちが集まり、大ホールに入りきれずに別室でモニター視聴をされた方もいらっしゃいました。この力を、12月14日の選挙の終結しましょう!
(追記)大江さんの講演の前に、関西の若手夫婦漫才師の「おしどりマコ・ケン」さんが、福島事故のレポートをしてくれました。初めて目にした芸人さん(スミマセン、正直で!)でしたが、わかりやすくて面白かった。これはちょっと得した気分でした。