大地震から3週間が経ちました。未だ行方が分からない方、身元の判明していない方が1日も早く家族の元へ帰られることを心よりお祈りいたします。避難所で不自由な生活を強いられているみなさんには、心よりお見舞い申し上げます。
テレビなども徐々に通常の番組に戻ってきてはいますが、まだまだACのコマーシャルが多く流されています。
無駄な電気は使わないように、要らないものは買わないように・・・
大量生産・大量消費の生活への警告はかねてからありました。東電の原発事故の影響で、関東地方の電力不足が大きな問題となっています。この地震をきっかけに私たちの生活を見直さなければ、原発反対も絵に描いた餅になってしまいます。
でも、自粛自粛でいいのでしょうか?4月といえば、入学・就職などお祝い事の多い時期です。自粛自粛で外食もパーティーも贈り物も控えていると聞きます。私の知りあいの飲食店でも、歓送迎会のキャンセルや客足の鈍りに東北からの食材不足などが相次ぎ、このままだとつぶれてしまうかもしれない、と嘆いておられました。
東北地方でも被害の無かった地域もあります。東北地方に観光に行く、東北地方産の食品やお酒を積極的に買う、これだって立派な応援です。風評被害に喘いでいる東北地方のみなさんに喜んでもらえるのではないでしょうか。
被災地のことを気にしないのではなくて、気にしながら消費活動もしっかりとやる。そうしなければ経済が回っていきません。被害の無かった関西から、景気を良くし、関西から元気を送りませんか。