例年になく、桜の開花が遅れているようです。三寒四温とはいいますが、今年のそれは、春と冬がせめぎ合っているようですね。でも、春は必ずやってきます。大地震に見舞われた東北にも。世界のみんなが応援しています。私も自分のできる限りの応援をしたいと思っています。
予算の委員会も先週で終わり、最終日の議決は明後日となりました。新年度の予算は、経常収支比率が102.1%となり、必要な経費を税金や交付税ではまかなえない、厳しい予算編成となりました。
予算委員会直前の大震災。新年度の予算も、国の震災復興補正予算の影響を受け、6月には大幅な補正予算を組まなければならないでしょう。
伊丹市は他市に比較して、国の補助金を多くあてにした事業が多くなっています。しかし、この震災復旧・復興に必要な予算は10兆円とも20兆円ともいわれています。国の新年度予算は赤字国債が半分を占め、もうばらまきなど行っている余裕がない状態です。そのような国家予算の窮状に、地方は国の補助金をあてにすることはできなくなります。
24日の最終日には、伊丹市の当初予算が可決成立します。しかし、私たちは、自分の市にだけは潤沢に補助金をもらいたい、という考えは捨てないといけないと思います。今回の大地震は国難です。国を挙げての復興が必要です。そのためには、不要不急な事業は止める、そのような6月補正予算を期待して、賛成をしたいと思います。