伊丹市で初めて、兵庫県下で3番目にできた、株式会社立の駅型認可保育所を見学させていただきました。駅前のショッピングセンターの5階にあります。
伊丹市の待機児童は年度の途中で多くなり、特に0,1,2才の待機児童が多いのです。経済が良くないせいか、出産してすぐにでも働きたい、働かねばならないご家庭が増えているのだと思います。産休明けから受け入れ可能、かつ通勤にも便利な駅型保育所ができたことは、働く親にとってとてもありがたいことです。
ただ、株式会社立ということで認可保育所とすることに躊躇する自治体も多く、伊丹市の勇断には賛否もありますが、民間とて「子どもたちにより良い保育環境を」と考えていることは事実です。行政がきちんと支援すること、利用する保護者がきちんと意見を言えることの環境が整っていれば、排除する必要はないと思います。それよりも、民間にこそできるユニークな保育を期待したいものです。
ここの保育所は病後児保育も実施しています。定員は2名。病気は治ったけどまだ安静が必要で、でも仕事に行かなければならない時にありがたい保育です。利用が少ないそうですが、どうしても、というときには相談してみてください。
(写真は、病後児保育室)
ビルの5階で園庭がないのですが、ビルのオーナーが屋上庭園を子どもたちのために専用に開放する時間を設けてくださっているとか。みんなで子育てしよう、という企業の協力はとてもうれしいですね。
(冬枯れしていますが、全面芝生の屋上からは市内が一望できます。夏にはここでプール遊びもできるそうです)
待機児童解消のために、もっと保育所を整備しなければなりません。民間の協力もいただきながら、進めていきたいです。
このところの暖かさで、近所のお庭では、紅梅が5分咲きとなりました。鳥インフルエンザの発生のため、今年の緑ヶ丘の寒梅・野点の会は中止になってしまって、残念です。