遅れていた池尻の「イオン伊丹昆陽ショッピングセンター」が、いよいよ3月14日のプレオープンに向けて急ピッチ準備を進めています。
(夕方ですが、店内は煌々と明かりがともって開店準備に忙しそう)
市域の西端にあり、県道も市道も1車線で交通渋滞が心配されることや、中心市街地の個人店舗の売上がさらに落ちることや、市の東端にも同じイオンモールがあり、ゆくゆくはどちらかに統合されるのではないか、と様々な懸念がありました。市民の利便性を考えて、ショッピングセンター内に支所と図書館分室を設置していますが、閉店のもしものことを考えれば、私としてはあまり賛成ではありません。伊丹市の「地域の市民の皆さんの強い要望があった」と説明されれば、反対することもできませんが。
このショッピングセンターの規模は、こんなに大規模なものです。
敷地面積 6.6 ha
商業施設延べ面積 7.2 ha
店舗数 159店舗
従業員数 2,300人
こんなに大きなショッピングモールができるのに、市内鴻池には「スーパー万代」が今年の8月末にオープンする予定です。スーパー万代の他に、薬局や洋品店が入り、店舗面積は5,749㎡(0.57ha)となっています。隣接する空き地には、また別のホームセンターが出店する予定があるという噂もあります。
いくら買い物好きな人が多くても、市内にこんなにたくさんのお店が必要でしょうかか。市外からのお客さんを呼びこんで売上が増え市の法人市民税のアップ、市民の働く場が増えるというメリットもありますが、個人商店への打撃は必至です。民民の努力と静観しないで、市内個人業者からの支援要請があれば、伊丹市も対応していく必要はあるでしょう。