ばんこが行く！

武道を極めるぞ！

市立中学校８校のうち、一番最後になりましたが、東中学校の格技棟が完成し、生徒、地域の皆さん、行政職員さん、来賓のみなさんと揃って、竣工式をお祝いしてきました。

 

お祝いに対する、生徒会の皆さんの近いの言葉。東中学校がどんどんと変わって、良くなってきている、と言われます。私の子どもたちも通った東中学校。ん～、じゃあ前が悪かった？子どもたち、みんないい子ばっかり。子どもたちの持っている良い面が表に出てきて、落ち着いてきたんですよ。先生方や地域の方々、保護者のみなさんが生徒たちを信じて応援してきた、それに生徒たちも応えているんじゃないかな、と思います。

お祝いに駆けつけてくれた、大手前大学の和太鼓部の演奏は、力強く華やかで竣工式にぴったりでした。私も大学に入ったら和太鼓部に入ろう！と思った生徒さんもいらっしゃるのでは？

 

２０１２年度から武道とダンスが中学校で必須科目になります。伊丹市は市の伝統武道であるなぎなたをモデル校に取り入れ、実施に向けて準備しています。ここ東中学校も２０１０年度のなぎなたモデル校でした。生徒たちが模範演技を披露してくれました。

 

この格技棟の特徴は、県内産木材をふんだんに使っていること、がハード面での特徴です。そして、ソフト面の特徴は、地域の方の交流の場にも使えるように、と会議室となる茶室（和室）を建物の中に作ったことです。学校に地域の人たちがどんどんと入って行く。閉ざされた学校ではなく、開かれた学校が生徒たちを育てていくのだと思います。

 

震災の日

 

地震のあった日から１６回目の震災の日がやってきました。今年は昆陽池の「つどい」に参加してきました。あの日とは比べ物にならない寒さの中、私もたくさんの人たちと一緒にろうそくに火をともし、消えたろうそくにまた火をともし、無くなられたたくさんのご冥福を祈りました。

 

 
 
「希望を胸に精一杯頑張ります」の文字が見えます。

地震から１６年。まちは一見復興したように見えますが、震災で家族を亡くされた方、けがをされた方、震災を機に住みなれたまちをはなれ、一人で住むことを余儀なくされた方。傷跡はまだまだ深い。元気に過ごせている私たちにできるせめてものことは、あの日地震があった、と語り継ぐこと。

三宮で毎年行われている追悼の集いも年々参加者が減っていると聞きます。会の大きい小さいはそれほど問題ではありません。忘れないこと、語り継ぐこと、その経験を未来に活かすこと、これが大切ではないでしょうか。

あの日私は、当時住んでいたマンションが半壊状態になり、小学校に避難してください、と言われて桜台小学校の校庭に子どもと集まりました。小学校の被害も大きく、校舎の窓ガラスはバリバリに割れ、体育館の照明も壊れていました。何をしたらいいのか分からないまま、校庭に敷かれたシートの上に座っているだけでした。被害状況も全く分からずに動くこともできなかった私たちのところへ、三重県の両親が車で救助に来てくれたのです。聞けば、被害はかなり集中している、大阪あたりは全く何事も無かったかのような通常の祝日だ、という言葉にびっくりしました。情報の無さがどれほど不安になることか、を思い知りました。数日後、娘の誕生日に私たちは一時伊丹を離れました。救助もボランティアもせずに、自分たちが楽になることを優先した、それが胸にささった棘になっています。

２分の１成人式

１０歳をお祝いして、本当の成人に向けて頑張ろう、という式が２分の１成人式です。伊丹市内の各小学校の４年生の代表が、両親への感謝の気持ちや自分の夢を作文に書いて発表してくれました。

作文はほとんどが親や自分の周りの人たちへの感謝の気持ちを綴ったもの。私が４年生の時にそんなこと思っていたかなあ、などと考えると、今も子どもたちはなんて社会性に溢れているのでしょう。

作文の発表以外に、花里小学校の金管バンドの演奏。

 

伊丹けん玉くらぶの妙技。このくらぶにはけん玉日本一の選手がいます。

 

池尻小学校のよさこい踊り。見よ！この力強い踊りを！

 

そして、各学校代表児童による合唱とリコーダー演奏。

 

本当に素晴らしい演奏や発表でした。たった１０歳でこんな凄いことができるんですね。可能性をいっぱい持った１０歳の子どもたち、元気で大きくなってね。

 

新春旗開き

新年互例会に続いては、各種運動団体の新春旗開きが行われます。

木曜日（１３日）は、尼崎地区労の旗開きに参加しました。ここは、中小企業の労働者組合や大企業でもお抱えでない組合が参加しています。私の所属する武庫川ユニオンもここの会員です。最近の労働問題は、何といっても臨時職員や派遣職員の問題です。採用試験で合格していないから、不安定な雇用でいいのか、責任ある仕事を任されていて正規職員以上に仕事をしていてるのに、正規職員の５分の１程度の賃金でいいのか、などなど。

この日は、稲村新尼崎市長も来賓としてご出席。

 
目の回るような毎日を過ごされているとのこと。新聞にもよく取り上げられていますね。まだ小さいお嬢ちゃんがいらっっしゃって大変でしょうが、頑張ってください。

そして、金曜日（１４日）は部落解放市民共闘会議の旗開きに参加。こちらには、副市長をはじめ、各部の部長も参加されていました。

まだまだ新春気分が続きますが、そろそろ気を引き締めなければ。

なぎなたのまち、伊丹市

伊丹市には、日本三大私設武道場の１つである「修武館」があります。新年の１日、演武始式（えんぶはじめしき）が厳かに執り行われます。来賓として毎年参加させていただいておりますが、きりりとした空気に年の初めのすがすがしさを感じる日です。

武道場では、剣道と薙刀（なぎなた）の演武を拝見しました。伊丹市の修武館では、「天道流」薙刀術を伝承しておられることで、伊丹市はなぎなたのまちとして知られています。女子の薙刀大会では常に優秀な成績を収める選手を輩出していまし、全校高等学校なぎなた選抜大会も本市で開催されます（今年で第６回め、３月２０、２１日にスポーツセンターで開催されます）。

 
（日本剣道形）

 
（全日本なぎなたの形、「天道流の形」はうまく撮れませんでした）

 

平成２４年度から中学校で武道が必修となります。なぎなたは女子、というイメージがありますが、高等学校選抜大会でも男子チームの参加があります。ぜひ、伊丹市では男女を問わずなぎなたに親しめる機会をつくってほしいと思います。

消防出初式が開催されました

本日は晴天なり、かなり穏やかな日でした。消防出初式が今年も昆陽池公園で開催され、私も参加してきました。

 
私の父親が消防署勤務だったので、出初式には、なつかしい思いがします。会場には消防署職員、消防団員が制服姿で勢ぞろい。みなさんのおかげで伊丹市の安全が守られているのです。

そして、地域の安全を守ってくださるのが、自主防災会。阪神大震災の時に最も大きな力となったのが、地域住民でした。市内では２０７の自主防災会が結成されているそうです。

 

ちびっこたちも頑張っています。幼年消防クラブの子どもたちも元気に行進し、「火遊びはしません！」と力強いお約束をしていました。火遊びには、大人も気をつけましょう。

 

市内の火災件数は年々減少していますが、反対に増え続けているのが、救急出動です。タクシー代わりに利用する人もいると聞きます。軽症の場合の出動要請が少なくなればと「いたみ医療・健康相談ダイヤル２４」が開設されていますが、昨年の救急出動件数は８，５１６件と一昨年の７，８８１件から８％増えています。その理由は調べてはおりませんが、猛暑で熱中症になった方が多かったのかもしれません。私たちの安心安全のための消防・救急ですが、適切な利用を心がけることも、市民の自主防災の１つだと思います。ただ、「ダイヤル２４」については、開設されたときはシールが配布されたのですが、その後は市のホームページからも電話番号が検索できなくなっています。まさか利用抑制では無いと思いますが、改めてお知らせしておきます。

いたみ医療・健康相談ダイヤル２４　通話料無料　

　　　　フリーダイヤル　　　０１２０－７８３－９９０

（覚え方はフリーダイヤル　なやみきゅうきゅうゼロ　です）

午後からは、新春市政報告会を開催させていただきました。たくさんの方にお集まりいただき、この４年間を振り返っての報告の後、市政に対するご要望などを伺いました。ゴミ問題、中心市街地活性化問題、駐輪問題、補助金問題、財政問題などなど、実に様々なご意見がありましたが、どれも大切だと思われることばかりです。今後の課題として重く受け止めました。

今日も新年互例会

今日は、伊丹市自治会連合会他３団体主催の新年互例会がありました。市内では、この互例会が最大で、２６０名の参加で開催されました。いつも、地域で活躍されている方々と新年のあいさつを交わすことのできる貴重な機会です。

私たち、いたみ未来ネットは今年も４名揃って和服で参加しました。

 

その後は、猪名野神社を参拝。全員揃っての再選をお願いしてきました。

 

 

新年互例会

毎年恒例の伊丹市商工会議所主催の新年互例会が伊丹シティホテルで開かれました。商工会議所の会員として今年も参加してまいりました。新年のご挨拶をたくさんの方に一度に差し上げることができる、画期的なシステムだと感心しております。会には市内の主だった企業関係者や行政関係者が多く参加されていますが、伊丹市の特徴は何と言っても自衛隊関係者が多いことです。

そして今年のサプライズゲストは、西武ライオンズの中島投手。 

来賓の長い挨拶が帳消しになるくらいのカッコよさ

 
桜台小学校・天王寺川中学校・県立北高校を卒業されたという、まさに地元のヒーロー。

現在プロ野球には、６名の伊丹出身の選手がいらっしゃるそうです。 「ことば文化都市いたみ」とは言いますが、もともと伊丹市は優れたスポーツ選手を輩出している市なんですね。中島選手のように有名な方が出てこられるには、幼少期のスポーツ経験がとても重要なんだと思います。市は、子どもたちのスポーツ体験や市民スポーツにもっと支援をするべきではないでしょうか。これだけの選手を出しているのに、野球場の整備不足はよく聞かれます。「野球のまち伊丹」「スポーツのまち伊丹」などはいかがでしょうか、こっちのほうが市民のみなさんにも分かりやすいと思いますが。

仕事始め

 

本日は仕事始めです。

市長・副市長を交えた新年代表者会議に続いて、新年のあいさつに庁内を回りました。いよいよ２０１１年が始動です。

報告によりますと、年末年始、市内では目立って大きなトラブルも無く、お天気にも恵まれ、穏やかだったとか。職員の中には鳥取での大豪雪に見舞われた方もあったと聞きました。被害に遭われた地方の方には心からお見舞い申し上げます。

２０１１年は統一地方選挙の年です。挨拶回りの中でも、いよいよですね、と声をかけられました。誰が戻ってくるのか、職員さんにとっても興味のあることなのでしょうね。私がそのご期待に応えられるのか、それともご期待を裏切るのか、すべて私の努力次第です。会派４人全員が伊丹市をよくするために頑張れるよう、力を尽くしたいと決意を新たにした仕事始めの日でした。

 

実家でのお正月

お正月三が日は、三重県の実家で過ごしました。おせち料理やお餅は、実家の母がすべて用意してくれます。５０歳をすぎても「娘さん」でいられる幸せを味わってきました。

巷では、収める税金などともらえる年金の額を指摘して、「損をする世代」などという言葉が流行っているそうですね。私の親は年金をもらっているので、私は安心してお正月に楽をさせていただけますが、親の世代はその親の世代（私の祖父母）には年金も介護保険も無かったので、生活費を援助し、介護も家で行い、親を見取ってきました。その負担は大きいものであったと思われます。高速道路や新幹線といった交通基盤や社会基盤、家電商品や車に見られる技術革新も親の世代が頑張ってくれたおかげで、今の現役世代がその恩恵を受けていられるわけで、年金の過多で不公平を言うことはできないのではないでしょうか。たくさん年金をもらっているから、ずるいというのではなく、今後どのような社会保障制度を作っていくか、どのような社会負担をだれがどれくらいしていくのかを考えるのが、これからの私たちの課題です。

格差社会が言われて久しいのですが、一向にその格差が解消される気配はありません。解消しない焦りから、格差の上を引っ張り下ろすことが正義のように考えられがちですが、格差の下を底上げすることが真の格差解消でしょう。それは政治に与えられた課題ではありますが、実現するためには一人ひとりがそのことを真剣に考えなければならないと考えます。