市立中学校8校のうち、一番最後になりましたが、東中学校の格技棟が完成し、生徒、地域の皆さん、行政職員さん、来賓のみなさんと揃って、竣工式をお祝いしてきました。
お祝いに対する、生徒会の皆さんの近いの言葉。東中学校がどんどんと変わって、良くなってきている、と言われます。私の子どもたちも通った東中学校。ん~、じゃあ前が悪かった?子どもたち、みんないい子ばっかり。子どもたちの持っている良い面が表に出てきて、落ち着いてきたんですよ。先生方や地域の方々、保護者のみなさんが生徒たちを信じて応援してきた、それに生徒たちも応えているんじゃないかな、と思います。
お祝いに駆けつけてくれた、大手前大学の和太鼓部の演奏は、力強く華やかで竣工式にぴったりでした。私も大学に入ったら和太鼓部に入ろう!と思った生徒さんもいらっしゃるのでは?
2012年度から武道とダンスが中学校で必須科目になります。伊丹市は市の伝統武道であるなぎなたをモデル校に取り入れ、実施に向けて準備しています。ここ東中学校も2010年度のなぎなたモデル校でした。生徒たちが模範演技を披露してくれました。
この格技棟の特徴は、県内産木材をふんだんに使っていること、がハード面での特徴です。そして、ソフト面の特徴は、地域の方の交流の場にも使えるように、と会議室となる茶室(和室)を建物の中に作ったことです。学校に地域の人たちがどんどんと入って行く。閉ざされた学校ではなく、開かれた学校が生徒たちを育てていくのだと思います。