先月のブログで上海万博の日本館の展示がへん!ということを書きました。ちょっと見にくかったかもしれませんので、アップを1枚。
お鏡餅が3段で、1段目と2段目の間にコンブが、2段目と3段目の間にスルメがはさんであります。お鏡餅は地方によって飾り方はいろいろありますが、一般的に2段で、橙の下に干し柿があって、三方にウラジロを敷いたものの上に載せるというんではないですかねえ。それに、お正月に床の間に飾るのは南天の鉢植えではなく、松竹梅などおめでたい花材を用いた、日本の伝統文化である「生け花」で、それこそ世界の人たちに見てもらいたいものではないでしょうか。
上海に電話をするのも何だったので、日本館をプロデュースしている「日本貿易振興機構(JETRO)」の東京事務所に電話したところ、生け花よりも「南天」はお目でたいので、いいのだ、お鏡餅も日本のどこかには3段にスルメを飾るを飾る地方があるのだ(どことは教えてくれませんでした)、というコメントをいただきました。
そうまで言われるのなら、いいですけど、やっぱり世界中のお客さんがみてくださるものですから、誰が見ても「うん、日本の伝統的なお正月はこれ!」といってもらえるような展示がいいのではないでしょうか。クレーマーだと思われたかも(^_^;)