昨日は、消防出初式がありました。私の父が消防職員だったので、小さいころよく連れて行ってもらった記憶があり、何となくなじみが深い感じがします。寒い中、消防局職員、消防団員、幼年消防隊の皆さんが参加されていました。式典に続く第2部では、多重衝突集団救出演技があり、スピードのある、統率のとれた行動に日ごろの訓練を見ることができました。この技術が使われなくてもいいような、安全な社会になって欲しいと願います。
午後からは、12日の成人式に先立って、2分の1成人式がおこなわれ、参加してきました。伊丹大使の石田靖さんたちが、お祝いのエールをおくってくれました。残念なことは、会場に2分の1成人式を祝ってもらう10歳の子どもさんたちがとても少なかったことで、大多数が来賓の大人だったことです。また、私たち市議会議員の席はステージのまん前に準備されていたのですが、出演される合唱団の子どもさんや主張をされる子どもさんの親ごさん方に座っていただいたほうがよかったのでは、と思いました。この式はいったい誰のためのものなのか、何を伝えたいのかがよくわかりません。子どもたちの主張も、「私が今いられるのは、両親や友達のおかげ、感謝します」というものがほとんどで、あまりにもおりこうさんの内容だったのが、とても不思議でした。私が子どものころは、「こんな親の下に生まれたくなかった」などと反抗心いっぱいで、親のありがたみがわかったのは、自分が親になってからでした。今の子どもたちはなんて優しく素直に育っているのでしょう。感心することしきりの式でした。