7月20日から4日間の予定で韓国に行ってきました。目的は、日本軍「慰安婦」問題の宝塚市議会の取り組みの報告と、ハルモニたちとの交流でした。 証言をした元「慰安婦」のハルモニは203人、現在存命されている方は、とうとう99人となってしまいました。訪問した「ナヌムの家」では、今年に入って2名が亡くなり、7名のハルモニたちが、たくさんの人々に支えられて肩を寄せ合って生活をされています。
彼女たちに残された時間はあとわずか、何とかして名誉を回復したいと、毎週水曜日にソウルの日本大使館前でデモ活動を行っています。その場で、宝塚市議会の「日本政府に誠実な対応を求める意見書が全会一致で採択された」ことを報告すると、歓迎の拍手が沸き起こりました。事実は歪曲できるけれど、真実は隠せません。女性の人権という観点からも、この課題に取り組んでいかなければ、と強く思いました。
(写真は、亡くなったハルモニたちの手形のレリーフです)