いよいよ15日から、統一地方選挙の後半戦が始まります。前半の投票率も上がりませんでしたね。普通選挙が施行されてから投票率は下がる一方です。女性も含めた普通選挙が行われたのが、1946年。それからわずか61年しか経っていないのに、選挙への関心の無さ、いいえ政治への関心の無さはどうしてなのでしょうか?
政治家への不審感、誰も選ぶ人がないということ、候補者の人材不足、選挙運動の陳腐化で選挙自体に興味が湧かない、などなどいろいろな理由が考えられます。
もっとたくさんの人に投票してもらうために、投票の仕方を工夫すればいいと思います。当日多忙な方のために、期日前投票が実施されていますが、それでも投票のチャンスに恵まれない人もいます。これだけインターネット人口が増えている今、ネット投票を利用しない手はないと考えますが、いかがでしょうか?インターネットだと悪用されやすいから無理、などといわれますが、政府の好きな住基ネットを利用すれば個人認証は完璧なはずです。これを利用しても個人認証が怪しいというのなら、住基ネットの信用性を自ら否定しているということになります。
無関心な若者に政治や選挙に関心が持てるような工夫を、投票場のイベントなどではなく、たとえば候補者同士の政策論争やネットを利用した候補者の広報活動など、中身のあるものを考えていかなければならないと思います。