8月の視察、2日目は、
「名古屋市子どもの権利相談室・なごもっか」でした。
名古屋市では、平成20年に「なごや子ども条例」を制定しました。
令和2年1月に「名古屋子どもの権利相談室・なごもっか」を設置、
令和2年4月に「なごや子どもの権利条例」へと改正して、
子どもの権利保障を根幹に位置付けたそうです。
お金のある名古屋市だからできることなのか、
お金のない(実はある?)伊丹市ではできないことなのか?
「なごもっか」のプロフィール
場所:名古屋市東区東桜(名古屋市の中心)NHKビル6階
相談できる曜日と時間:月曜日 11:00~19:00
火木金 11:00~21:00
土曜日 11:00~17:00
相談室運営の予算 :令和6年度 約1億4千万円
宣伝の方法 :市内全小中校、高校(市立・県立・国立・私立すべて)、
幼稚園、保育所などを通じて機関紙や携帯用カードを配布。
相談件数 :令和4年度実績 新規相談件数 460件 延べ件数2067件
子どもからの相談が約54%
となっています。
相談できる時間が長いこと、子どもからの相談が多いこと、
親から相談があっても必ず子どもの声も聞こうとすること、
親と子別々に話をきいていること、などが素晴らしいと感じました。
伊丹市でも「伊丹っ子SOS相談室」が、
昨年せっかく立ち上がったのですから、
子どもの権利を守るための相談室になるよう、
バージョンアップ・ステップアップしていくよう、
後押ししたいと思います。