先日、昆陽池公園のこども祭りで
孫の保育所の先生とばったりと出会いました。
先生は幼い女の子をお連れになっていて、
年長なの、とおっしゃっていました。
そんな小さなこどもさんがいらっしゃるのに、
保育所でたくさんの子どもの教育に当たられているのか、
(ここまでは心の中で思ったこと)
「いつもありがとうございます」とご挨拶をしました。
言った後で、自分でもびっくり。
言った言葉ではなく、その時に思ったことに。
もし中学校の先生が中学生のこどもさんを連れていらしたら、
そんな思いをしただろうか?
保育士の先生は、幼児教育のプロであり、
中学校の先生も、中学校教育のプロです。
どちらもプロであり、プロとして働くのは、
子どもの年齢に何ら関係ないはず。
私の心のどこかに、子どもが小さいうちは母親が育てたほうがいい、
と思う感覚が残っていたのか。
そのことに愕然としました。
最近「ママがいい!」という本が話題になっています。
どの子も「ママがいい!」と言います。
だからと言って、いつも、いつまでもママだけでいいのか?
そこにパパはいないいのか?
働きたい、働かねば食べていけないママは失格なのか?
そこには、答えてはくれていません。
「ママがいい!」をママだけの責任にしてはいけません。
子どもは社会みんなで育てていくもの。
忙しいママだって、最愛の我が子を
誰よりも愛しています。