心配していたことが、現実となってしまいました。
今回は、事業者が決まると思っていたのに、
入札は再び不調となってしまいました。
入札公告を打った時期は7月22日、
7月の平均レートは136円/$、
予定価格を見積もったのは、もう少し円高の頃だったでしょう。
為替レートだけでも7%のアップ。
不調の理由は、
1つ目は、まず金額が合わない(安すぎる)こと、
2つ目は、2025年に関西万博を控え、仕事がたくさんあること、
3つ目に、現地建替えという、手のかかる工事であること、
4つ目に、現地建替えだけに工期が長く、価格の予想が付きにくいこと、
このあたりではないかと想像します。
現地建替えを業者が嫌がるなら、
どこか別の場所を選定してでも、
事業を進める必要があります。
それが無理なら、予定価格を思い切って上げるしかないでしょう。
その財源の手当てをどうするか。
難しい課題です。
市長がどのような判断を下されるのか、
気になるところですが、
事業の中止はあり得ないでしょう。
また、先に延ばしたところで、価格が下がる要素もありません。