「タネは誰のもの」の上映会には、41名の方がご参加くださいました。
近々のお知らせにも関わりませず、たくさんの方に来ていただけて、
主催者としてとても嬉しかったです。
遠くは明石市からも来てくださいました。
登録品種の野菜・花き・果樹などは、
自家採種(たねとり)ができなくなる法律、
改正種苗法が12月2日に参議院を通過しました。
新品種の開発者の権利を守るため、
日本発の新品種が海外に流出しないため、
と改正の理由が報じられています。
タネの権利は最終的にグルーバル大企業に帰属し、
日本の農家はその企業からタネを買って食糧を育てることしかできなくなる、
ただでさえ採算性が低い日本の農家は、種や苗を買わなければならなくなると、
経営的に成り立たなくなり、農地の集約がより進むことになります。
集約された大規模農地で栽培されるのは、海外企業のタネ。
そのタネを買うには、農薬や肥料を抱き合わせで購入を求められるとか。
安全な作物を作る権利も奪われてします。
最終的には、食糧を作る権利までもが海外企業に握られてしまうのではないか、
と警鐘を鳴らしています。
考えすぎでしょ、とおっしゃる方は、ぜひ一度この映画を観てください。
考えさせられますよ。