今年の一般会計決算特別委員会はまれにみる、牛歩です。
委員会は3日の予定なのですが、
3日目の午後にして半分も進んでいない、まだ民生費です。
これから審査するのは、衛生費、農業費、商工費、土木費、消防費。
そして、幼児教育費を含んだ教育費、災害復旧費、公債費、予備費。
本日中に終了することは、奇跡に近いと思います。
予備日もありますが、予備日ありきでの委員会運営はいかがなものか。
委員長の委員会運営もさることながら、
あれもこれも聞けばいい、とばかりに発言する委員の責は、問われるべきと思います。
特別委員会の前に、委員全員で3日で審議を終わるように了解したはず。
委員会に割り当てられた時間は、
1日5時間45分x3日、合計1,035分。
委員の数は12人ですから、1人当たり使える時間は3日間で86分。
特定の委員が何でもかんでも、思いつきで発言をすれば、
時間はどれだけあっても足りません。
伊丹市議会は持ち時間制とはなっていませんが、
一人当たりの時間をめどに質問を考えてくるべきではないでしょうか。
事前に資料を読み込む、担当課にヒアリングする、
その上で課題を抽出し、担当課に質問する。
納得できず、決算委員会で質疑すべきテーマがあれば、
質疑をする。
委員会も効率性を求めるべきだと思います。
「私は市民のためあれもこれも聞きました」と言う委員。
質問時間だけが評価の対象ではないと思うのですが。