3月17日、伊丹市内で13例目となる感染者が確認されました。
「グリーンアルス伊丹」のデイケアの利用者で、70歳代の女性ということです。
病院に搬送されるも、治療の甲斐なくお亡くなりになられた70歳代の男性が、
新型コロナウイルスに感染していた、と県の記者会見が18日にありました。
この方も同施設の利用者でした(市内14例目)。
心からご冥福をお祈りします。
市内の小中学校の休業については、事態が改善したら早めに再開、
とされていましたが、休業を25日までする、と発表されました(17日午後2時)。
マスク不足は、市内の私立の保育所、高齢者施設で特に問題となっています。
備蓄マスクから少しでも回してもらえないか、とのお声もいただいているところです。
その備蓄マスク、中国・武漢での感染拡大が始まったころ、
伊丹市は、友好妹都市の佛山市に1万枚を送りました。
しかし、中国国内の物流規制で、佛山市役所に届いていないことも分かりました。
一方で、兵庫県では、友好提携している中国の広東省と海南省に
合わせて100万枚を支援したそうです(NAKATA PRESS 2 の記事より)。
お互いに支援をすることは必要ですし、その気持ちも理解できますが、
今回のように、未経験のウイルス感染症の場合、どうすればいいのか、
自治体(もちろん国の)の危機管理意識と体制が問われると思います。
市議会では、予定通り予算委員会が開かれています。
長々と質問が続くことも多い委員会ですが、
質問をまとめて臨むように、との申し合わせがあり、
コンパクトに質問・答弁ができているようです
(そんなことは全く気にしないで、マイペースで質問する委員もいます)。
委員会室ができるだけ密集しないように、職員待機は極力抑えているので、
質問が突然飛んできた部署の職員が、息を切らして答弁されるのが、
ちょっとお気の毒に思います。
一般会計予算審査特別委員会は明日までです。
本日は以上です。