同性パートナーシップ宣誓制度が伊丹市でも来年度から導入されます。
同様の制度を持っている自治体は全国で34自治体
(兵庫県では、宝塚・三田・尼崎市)
導入予定が30団体、検討中が28団体となっています。
(同性パートナーシップ・ネット調べ)
伊丹市では、2018年の9月議会で
「同性カップル等の差別の解消として今後国や自治体の動向を
注視しつつパートナーシップ制度創設への研究や差別解消のための
より一層の相談、啓発活動の取り組みを求める請願」
を全会一致で採択したことを受けての、伊丹市の回答です。
議会が市民の皆さんの声を受け止め、要望を実現できたことは、
とても嬉しいことです。
この制度は、婚姻届けとは違って、何ら法的な効力を持つものではありませんが、
伊丹市内で市営住宅にお二人で入居できたり、
病院で手術の立ち会いができたりします。
企業で、同性パートナーを認めるところがあれば、
配偶者手当の支給の根拠にもなると聞いています。
何よりも、一緒に生きていきたい人が同性であってもいいのだ、
ということが広く理解され、差別されることが無くなることを願います。
ただ、婚姻届けは、「市長の前で宣誓」しなくても出すことができます。
同性カップルのみが「市長の前で宣誓」、というハードルは低くは無いと思います。
この制度はまだ全国でも始まったばかりで、
お隣の宝塚市も、導入してから数年は利用する方はいなかったとか。
先に導入した自治体の対応や当事者の皆さんの声をお聞きしながら、
実際に使えるものにしていく努力が必要だと思われます。
詳細は、下の通りです。
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