35度の焼酎をへたのところに軽く振りかけ、
ビニール袋で保存すること、5日間。
切ってみました。
黒い部分が渋(タンニン)らしいです。
タンニンが固まっていますね。
渋くはないでしょうか。
かつて、渋抜きせずに食べたときのあの味が頭をよぎり、
おそるおそる口にすると、
甘い!大丈夫。食べられる。
黒い部分はもやっぱり少し渋かったけど。
渋はタンニンで、可溶性のため渋い味を感じます。
これを不溶性のタンニンに変えることを渋抜きと言います。
先週の柿衞文庫でお話してくださった久保さんは、
焼酎でタンニンをびっくりさせます!と教えてくれました。
私は、シャキシャキの柿の方が好きなのですが、
とろりと甘い柿もたまにはいいもんです。
二日酔いの頼山陽が喜んだのも分かるような気がします。