昨年の4月頃の話です。
友人に誘われて一泊旅行に行こう、ということになりました。
何か見たいものはあるかなあ、と考えて思いついたのが、
島根県雲南市にある菅谷たたら山内の桂の木です。
「もののけ姫」で製鉄をするシーンを覚えておいででしょうか。
そのモデルになった「たたら製鉄」の現存する「高殿」(製鉄所)があります。
その脇に、1本の大きな桂の木があるのです。
菅谷たたら山内の桂の木は、年に3日だけ花を見ることができます。
毎年毎日通っていても、最高の開花を目にすることは難しい、そうで。
思い立った私たちは、伊丹市から約350キロ(山陽道経由で)。
昼を過ぎて到着した私の目の前にそびえているのは、燃えるような木。
1年に3日しか見ることのできない、桂の木の満開の様子。
今年はもう咲いたのでしょうか。
(2018年4月5日午後2時ごろ)
元号が「令和」になったことで万葉集の人気が高まっているとか。
神話の宝庫である、島根、鳥取はまた訪れてみたい場所です。