市立伊丹病院のあり方検討委員会からの報告書が、
2月5日、澤芳樹委員長から市長に手渡されました。
(澤芳樹氏は、iPS細胞由来の心筋細胞の臨床移植を研究されている、
凄い有名な心臓外科医です。数日前に報告書の内示があったのですが、
プレス発表まで待って、と言われていた割には、新聞は3紙のみの掲載でした。)
市立伊丹病院と近畿中央病院は、それぞれ昭和58年、昭和56年に竣工、
まもなく築40年を迎え、建て替えのニーズが高まっています。
ただ、400床強の両病院は単独では建て替えは難しく、
伊丹市を含めた阪神北圏域には3次救急が必要、との課題がありました。
報告書では、
2病院を統合して、500~600床規模の高度医療も提供できる病院を
新たに作り、回復期病床については別途検討、あるいは民間病院と連携する、
のがよい、と提言されています。
統合するか建て替えるかは、今後の協議になります。
もし、市内に高度医療病院ができれば、
今まで、阪大病院、尼崎総合医療センター、国立循環器病院などに
頼らざるをえなかった市民の皆さんにとって、朗報となります。