今年、障害者枠での伊丹市職員採用試験が行われます。
1981年の国際障害者年に採用試験が行われて以来の試験です。
伊丹市では、採用試験に当たって「障害者枠」を設けてはいませんが、
障害のあるなしで区別することなく、試験に通って採用されれば、
トイレのバリアフリー化や庁舎駐車場の使用許可など、
環境整備を行う、というスタンスでした。
ですから、障害者雇用のうち、正規職員は身体障害者のみで、
知的・精神障害は嘱託・臨時で仕事は公園掃除に留まっていました。
法定の障害者雇用率は、伊丹市役所全体でクリアはしています。
今回の採用試験は、学歴不問、途中採用OKで、事務職、常勤正規職員です。
1週間に3日とか4日ではダメで、毎日お仕事ができる人が対象です。
また、採用人数は、若干名なので、必ず何人か採用する、というわけではありません。
逆に言えば、優秀な方が多ければ、多く採用することもあり、ということ。
総社市の「障害者1千人雇用」を視察して、議会でこのテーマを取り上げたとき、
当面計画はしていないという市の答弁に、障害者の就労意欲につながる、
と提案していたので、実施されてよかったです。
ただ、定期的に行われるかどうかは未定だそうです。
いきなりの実施で、受付期間は8月17日まで。
1次試験は9月16日と非常にタイトですが、
ぜひ、チャレンジしてください。