伊丹市役所の東側にある、伊丹市医師会館に
伊丹市医師会准看護高等専修学校があります。
当時の看護師不足に対応するために、昭和47年に開校しました。
准看護学校の特色は、
学生の年齢幅が広いということでしょう。
受験資格は、中学卒業以上ですが、
社会人経験者、高校・大学を卒業して、
改めて看護の道を目指す人たちも多く学んでいます。
定員50名ですが、男女比は、9:1(女性:男性)です。
やはり、女性が多いのです。
近年は、看護師にも高い専門性が求められるようになり、
市立伊丹病院でも正看護師のみの採用となっています。
准看護学校を卒業した半数以上の学生が、
正看護師を目指し、上の学校へ通うという実態になっています。
一方、地域の医療機関や介護施設では、
准看護師のニーズは依然高くあります。
今年で第37期生を受け入れた、「伊丹市准看護学校」は、
伊丹市役所の建て替えに伴って、移転を余儀なくされるために、
2021年3月の卒業式を最後に、40年の歴史に幕を下ろすことになりました。
2019年1月の入学試験合格者が最後の学生となります。
迷っている方は、急いでくださいね。