前日の5月3日、安倍首相はオリンピックに合わせて
2020年に憲法を改正すると意見表明しました。
改憲を党是とする自民党の総裁の、改憲派集会での発言ですから、
当然と言えば当然です。
しかし、憲法第99条には、
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」
とあります。
その義務を果たせていなことをアピールしているのですね。
この発言を受けての憲法集会です。
会場に集まった約1,000人の人達と、
日本国憲法は、制定70年にして最大の危機に面している、との思いを共有できました。
某新聞は「改憲派でも憲法9条を変えたい人は半分以下」だとか
「改憲項目はいろいろな項目に亘っている」などの調査結果が出ている、と報じていました。
国民の中に改憲の機運が成熟していない、最後は国民投票で決まるのだから、大丈夫、
などと悠長に構えている場合ではありません。