12年前のあの日、JR福知山線の脱線事故が起きました。
一瞬にして、乗客・運転手合わせて、107名の尊い命が奪われました。
毎年4月25日に、JR伊丹駅前のフランドルの鐘広場で行われる追悼式に
今年も参列させていただきました。
事故が発生した、9時18分。
伊丹市民でお亡くなりになった18名を悼んで、18回鐘を鳴らし、一分間の黙祷。
衷心よりご冥福をお祈りいたします。
家族を亡くされた方の悲しみは何年経っても癒えることはありません。
怪我をされた方々は、体や心の傷の後遺症に苦しんでおられます。
自分が生き残ったことへの申し訳なさ、意味を問い続けている人もいらっしゃいます。
事故に遭われた皆さまの、心の平安を願うばかりです。
私ができることは、あの事故を忘れないこと。
たくさんの人を運ぶ公共交通機関に対して、早さよりも安全を求めること。
あれだけの大惨事でありながら、たった一人の運転手の過失とし、
企業の刑事責任が問われる事が無かったことは、問題です。
組織罰を実現する取り組みに、賛同していきたいと思います。