昨日は、戴帽式に参列させていただきました。
45期生、男女合わせて43名が、白いナースキャップを被り、
看護師としての誓いの言葉を述べられました。
女性の進学率が低かった時代(私が中学生の頃もそうでした)、
中学校卒業後すぐ、病院で働きながら準看護師の資格が得られる、と人気でした。
女性の進学率が上がるにつれて、高卒後に正看護師になれる学校を目指す人が増え、
今や、準看護師養成学校は、大人になってから看護師になりたい人が多く集まっています。
働きながらでも、学ぶことができ、それで(準)看護師になれるなんて、素晴らしいです!
でも、日本看護協会は、準看護師を正看護師に一本化するよう提案しているそうで、
実際に、神奈川県では準看護師養成を停止しています。
公立病院や大病院では、正看護師しか採用しないところもありますが、
(ちなみに市立伊丹病院も正看護師しか募集していな、とのことです)
クリニックや老人介護施設では、準看護師は大きな戦力となっているんですよ。
兵庫県には準看護学校は、3つあり、
伊丹市医師会立、明石市医師会立、自衛隊阪神病院立(川西市)です。
正看護師との資格の差、待遇の差など課題が多いとされますが、
学費の安さ、学習時間の短さなど、通う人のメリットが多いのも事実。
学校側は、研修先が少ないなど、ご苦労をされているとも伺いますが、
頑張っていただきたいと思っています。