今年も残すところ、1週間余りとなりました。テレビやネットでは、ふるさと納税をお急ぎください、
とのニュースが盛んに行われています。
ふるさと納税は、生まれた故郷だけでなく、好きなまちに寄附ができ、
寄附した金額から、自分の市町村に支払うべき住民税の2割が控除されるというもの。
スタートした当初は、1割しか対象でなかったのが、今年は2割となり、
さらに返礼品が豪華になって、ますます人気が高くなっています。
でも、これって高い住民税を支払っている人ほど、お得になる制度です。
例えば、100万円の住民税を納税する人なら、約20万円寄附すると、
2000円の自己負担でいろいろな特産品などがゲットできます。
住民税非課税の人なら、モチロン寄付してもいいですが、
全額が自己負担となります。
返礼品が、地域の産業を活性化させることや、その地方の大きな宣伝になるそうです。
お金の有る人がお金を使うことで経済が回っていく、ということは理解できますが、
プレミア付商品券にしろ、このふるさと納税にしろ、恩恵が受けられない人には、
あんまり面白くない制度に思えないでしょうか。
スミマセン、私もふるさと納税しました。