朝のご挨拶をさせていただいている、JR伊丹駅。東西線が開通してからは、阪急伊丹駅よりも乗降客が多くなりました。
通勤時間はどなたもお急ぎですので、駅前は早足で改札に向かう人たちと駐輪場に向かう自転車でとても危険な状況です。
黄色い線が自転車の動き、オレンジはバスを降りて駅に向かう人の動きです。
ピンク色は駐輪場の場所。駅側に駐輪場があるのです。
信号を突っ切って駐輪場に向かう自転車と、バスや駐輪場などから駅に歩く人がぶつかります。晴れの日はいいのですが、雨が降っているとインターロッキングの歩道は急ブレーキで滑りやすく、転倒する人も出ます。
この状況は、今に始まったことではありません。議員だった頃に、この危険を何とか避けることができないのか、と質問したことがありました。その時は、交通誘導員を配置して自転車を降りて押して歩くように、指導する、という返事だったと思います。が、そんな人は配置されていません。
自転車の人が急いでいるという理由の他に、アリオから駅に向かって緩やかに坂道になっているので、よけいにスピードが出るようです。
各々が時間に余裕を持って出かけ、他の人を気遣いながら通行すればいいのでしょうが、毎日の通勤通学のこと、なかなか難しい問題です。
「再開発はもう終わった、今後の変更はない」といわれるJR駅前ですが、バスを待つ人は狭い歩道に並ばなければならない、駐輪場は不足している、など不便な面が見えます。伊丹市の正面玄関ともいうべきJR伊丹駅です。私たちにとってもっと安全で使いやすく、賑わいのある駅前になるように、考える必要があると思います。この問題は、伊丹市だけが考えるのではなく、電車を利用されるのはJRのお客さんなわけですから、JRも一緒に考えていただけるといいですね。