世間はクリスマスシーズン到来に沸いているというのに、あっと言う間に衆議院の解散総選挙が決まってしまいました。
予期しなかった師走選挙に一番困っているのは、候補者でも政党でもなく、各地自治体の選挙管理委員会ではないでしょうか?ポスター掲示板の発注に投票所の確保、職員の出勤などなど。本当にご苦労様です。
経済が沈滞化して、国の借金が1千兆円を超えているのに、700億円もかけて選挙をする理由がわかりません。消費増税の延期ならば法律を変えるだけでも可能なはず。なぜ今?自民党にとって一番有利な時期だからとニュースで伝えています。自党の私利私欲で選挙を私物化することには、憤りを覚えます。野党も口を揃えて、大義無き解散総選挙だと言っています。
でも、ちょっと考え方を変えてみると、安倍政権に審判を下すいいチャンスが訪れたと言えるのではないでしょうか?この間の安倍政権の政策は、経済一辺倒、(大企業の)金儲けのためなら何だってする、という政策ばかり。絶対与党の数の力で、集団的自衛権は閣議決定するし。事故の原因も分かっていないのに、原発再稼働するのに血眼になっているし。これまでの政権運営に意思表示をするいい機会だととらえて、ぜひ選挙に行きたいと思います。
野党はダメダメだから、自民党しかない、と諦めてしまえば、白紙委任となってしまいます。野党も頑張って、自民党批判だけではなく、国民の側に立って政策を訴えてほしいですね。