子どもたちの声が校庭に戻ってくる頃となりました。
大阪市立の小中学校では、8月25日に始業式があり、2学期が始まりました。大阪府でも同じように、早く2学期を始める始める市もあります。兵庫県では小野市が今日、8月27日に始業式だそうです。
早く始める理由として、教室にエアコンが整備されて、暑い夏でも教室内で学習ができる環境が整ったから、と説明されていました。早く始めることで、行事が多い2学期に勉強の遅れを作らないようできるとも。
伊丹市の公立小中学校では、空港騒音の関係からずっと前からエアコンが付いています。何年かははっきり知りませんが、私の子どもが小学校に通っていた20年前はすでに付いていました。その伊丹市では、中学校は今日、8月27日が始業式、小学校は9月1日が始業式です。
家にいても暑いし、保護者が共働きなどで家に居ない家庭も増えてきています。3年生までは児童くらぶ(学童保育)がありますが、4年生以上は利用できません。子どもだけで長い休みを過ごす家庭も多いでしょう。ヨーロッパのように、親が長いバカンスを取れて、家族で避暑やキャンプに出かけるという習慣も日本にはありません。
学校にエアコンが付いていて、快適に過ごせるなら、夏休み期間でも学校に行ってもいいようにしたらどうでしょうか?夏休み登校は自由とし、通常の授業はしないで、苦手科目の克服をするもよし、ひたすら図書室で本を読むもよし、音楽室でクラッシック三昧もよし。
今は、夏休みだって先生は学校でお仕事されています。先生だけで足らなければ、夏休み中の大学生や地域の先生をお願いすれば、新たな交流も生まれると思います。
このサマースクール、いい考えだと思いませんか?