12月議会では、尼崎市が市営住宅の入居者に対して、ペット飼育禁止にも関わらずペットを飼育し、迷惑行為を起こした場合には立ち退きを求めることができる、との条例規則改正を行ったのを参考に、伊丹市での現状を聞きました。
尼崎市に先んじて、迷惑行為を起こした場合は退去を求めることができるとしており、それはペット飼育も含むとのことでした。ご多分にももれず、市営住宅でペット禁止にも関わらず、飼育している人は多数いるかもしれないが、現状はわからない、また、尼崎市ほど迷惑行為の連絡がない、とのことでした。もちろん、市営住宅はペット飼育禁止ですから、飼ってはいけないのですが、ようような理由で飼っている人はいます。
誰かから仕方なしに譲り受けた、市営住宅に入るまで飼っていて、誰にももらってもらえなかった、捨て猫や捨て犬を見るにしのびなくて連れて帰って、そのまま飼ってしまった、などなど。
ペットは家族という人が増えている現在、規則だからと、捨てなさい、というのは、動物愛護法にも反します。また、昔は野良犬が多かったのですが、最近では捨て猫が多く、捨てた人が罰せられるのではなく、拾った優しい人が辛い目を見るというのも、理不尽に思います。とにかく、ペットを飼っている人のマナーの向上がまず、大事。飼ったペットは家族同様、最後まで面倒をみる、捨てない、いじめない、これに尽きます。
今年の夏、捨て猫を保護した知人から、譲り受けてくれた友人に愛のリレーがありました。お礼の言葉と共にかわいらしい写真もおくられてきて、温かい気持ちになりました。