先週の土曜日に、伊丹空港近くのスカイパークで素敵なイベントがあり参加してきました。チェーンソーを使って、丸太から彫刻を短時間で仕上げる、「チェーンソーアート・ショー」です。その世界に誇る腕前を披露してくださったのは、和歌山在住の『城所啓二』さんです。直径40センチ、高さ80センチ(くらいだと私には見えました)の丸太をみるみるうちに、アライグマに変えて見せてくださいました。(写真左は開始30分、右が1時間後の完成品です。)
ときどき背景には飛び立つ飛行機が紛れ込み、チェーンソーの音も飛行機の爆音とのハーモニーを奏で、スカイパークならではの面白さでした。また、日ごろは飲食店がないことで不満の声もあるパーク内に、主催者である伊丹ワーカーズコープさんや伊丹市緑化協会さんのネットワークで、チジミやフランクフルトの食べ物や、コーヒーなどの飲み物を売るテントが設置され、お腹も目も満足することができました。
飛行機を眺めるだけでも楽しいスカイパークで、こんな風なイベントがたびたび開催されると、一層その魅力が増すのではないかと思います。市街地では音が敬遠されるイベントなど、ぴったりではないでしょうか。私的には、パンクロックコンサートなど期待したいところです。
残念なことに、このイベントの宣伝が行き届いていなかったのか、人出が少なかったようです。伊丹のポータルサイトなども利用して、「伊丹で今日は何をやっている」という情報が手軽に入り、興味ある人が参加しやすい工夫がいるなあ、ということも感じました。