先日の委員会からとっても引っかかっていることがあります。委員会とは市場に関する議案の審議をおこなった、私の所属する都市防災常任委員会です。
行政側の「直売所をJAさんに運営してもらうためには、いろいろと便宜を図っても仕方がない。だって農業振興のためだし、農業振興はJAさんなしではできないのだから」という考えを、行政のダブルスタンダードと覆したいと、あれこれ切り口を変えて質問しました。確かに私一人で1時間弱は続いたと思います。うまくポイントを突けなかった自分の力不足を感じました。そのとき「ええかげんにせえ」との声が、私の左側、ひとつ席を置いたところから聞こえてきました。「えっ?私にもう質問するなということ?」思わず「それって私に言った言葉ですか?」と言いそうになりましたが、議員同士で言い合うようなみっともないマネはやめよう、と飲み込みました。
しかし、それがずっと気になっている、というかはっきりいって腹が立って仕方がないのです。議員の仕事は発言することです。議会の発言以外は仕事でない、といってもいいくらい。もし、行政側に対してであっても、一生懸命に応えているのだから、失礼にあたります。
議員の発言は、議員としての存在意義を示すものだと思います。黙っていれば、議会がサクサク進む、と思うのは、議員としての任務を放棄していることに他なりません。25日には個人質問があります。29日からは決算審査の特別委員会が始まります。だらだら、的をはずした質問をしないように、しっかり準備しているところです。