10月1日になったとたん、季節は秋に移りました。10月1日といえば、清酒の日。清酒発祥の地「伊丹」では、特に何のイベントもなく、過ぎていきました。私が今晩飲んでいるのも、清酒ではなく、焼酎ですが。
今年の10月1日は、郵政民営化の第一歩を踏み出した、記念すべき(よきかわろきか、は不明ですが)日となります。
かつての国鉄のように、怠惰とサービス不足を言われた郵便局さんは、郵政公社と今回の郵政民営化に向けていろいろとがんばってきています。郵便局に入れば、「いらっしゃいませ、ありがとうございました」の声かけ、EMSなどのお伺いサービス、書留などの再配達サービスに、窓口の24時間化。でも、郵政民営化の本当の目的は、世界市場に貯金、保険を開放することで、郵便業務のサービスアップではありません。それでも、民営化は市場原理の世界に突入することになりますから、お役所的発想で行っていた数々のサービスはなくなります。経営効率こそが最優先されるからです。
なんで民営化したんだっけ、と言う日が来るかもしれません。その疑問、来年だと予想されている衆議院選挙の前に思い出していただきたいと思います。