各地で盆踊りが開催されています。みなさんは、行かれましたか?遠くから音楽が聞こえてくると、小学生のころ熱を出して、盆踊りに行けずに氷まくらをあてて寝ていた夜を思い出します。
踊りのメニューも地方によって特色があるんですよね。伊丹市では昔から伝わる『麦わら音頭』(尼崎あたりも同じような踊りがありますから、このあたりに伝わる、の方がいいかもしれません)と、まちおこしのために新たに作曲・振り付けされた「わっしょい伊丹」がよく踊られています。若い踊り子さんたちが、あちこちの盆踊りをはしごしては、にぎやかしをしてくれているのも、とてもユニークだと思います。踊りが好きな妙齢の女性の方もいらっしゃって、とても艶っぽく踊られる姿に、びっくりさせられます。
盆踊りは、名前のとおり盂蘭盆会の頃に行われていたのですが、お盆の頃は帰省やなんやかんやで人が集まらないので、8月の上旬に終わらせてしまうところが多いようです。
私の住んでいる近くでは、毎年自衛隊の駐屯地が大きな盆踊り大会を開いていて、たくさんの来賓が招待されます。モチロン、ブラックリストに載っている私のところに招待状が来ることはありませんが。たくさんのつわものたちが、朝早くから手早くやぐらを組み、テントや椅子を並べ草をむしり、夕方からは模擬店の準備に大忙し。これも仕事、税金を使った地域対策なのだと考えると、いそいそと踊りに出かけることはできません。