2月10日、毎年4月に行っている市政報告会を少し早めに開催いたしました。辻元清美衆議院議員をゲストにお招きしたせいだと思いますが、例年にないご参加をいただき、ちょっぴり緊張しました。
私は1期4年を振り返り、「女性が1人でも多く意思決定の場に出ることの重要性を感じて立候補したこと、実際議会の場に出て感じることは、部長をはじめ行政職員のトップの男性の多さ。せめて議会だけでも女性が増えないと、子育て中の親や生活者の声が届かない」と訴えました。実際、公約に挙げた「中学校給食の実現」も「母親を甘やかすことになる、愛情弁当こそが中学生を育てる」という意見が大半で、中学生の食育や働きながら家事をする女性のしんどさなど、部長クラスも男性議員もわかってくれません。
応援に来てくださった辻元清美さんは、大企業の利益だけを優先した政策、作られる格差社会、エリートを育てるための教育など、現在の国の向かおうとしているものの危うさ、怪しさをやさしく話してくれました。国政を一気に変える事は難しいから、市議会レベルから変えていこう(これをシロアリ作戦と呼ぶらしい)、とエールを送っていただき、元気の出た市政報告会でした。