昨日の参議院本会議で、改悪教育基本法があっさりと可決成立してしまいました。子どもたちと日本の未来を、本気に考えている仲間と反対行動を続けてきましたが、とても悔しい気持ちでいっぱいです。2003年に有事法が制定された参議院の委員会を傍聴に行ったときの事を思い出しました。自公の議員の賛成多数で可決されたとき、傍聴席からは、「戦争反対!」と泣き叫ぶ声が上がりました。暗い気持ちになったのを覚えています。昨日も悔し涙を流すシーンがテレビに映しだされていました。泣いている場合ではないのです。あの時に泣いた人は、暗い気持ちになった私はどれだけ頑張ってきたのでしょうか?平和ボケしていたのは紛れもなく私たちでしょう。これほどまでに、国政を担う政治家が、戦前の日本に憧れをもち、かつて来た道を歩みたがっているとは思ってませんでした。もっともっと広げることが必要でした。いつも、分かり合っている仲間とだけ話し合い、なんでひろがらへんのやろう、なんでわかってくれへんのやろう、と嘆いているだけだったのかもしれません。
でも、これを転機としましょう。チャンス到来です。今回の悪法成立でどれだけ多くの人が教育基本法を初めて読んだでしょう。どれだけたくさんの人が、国会中継を見たでしょう、どれだけたくさんの人がタウンミーティングに関心をよせたでしょう。私たちができなかった呼びかけを、安倍クンがやってくれました。仲間を増やしてくれました。お礼を言うときがきっと来ます。
教育に、政治に、選挙に、たくさんの人が関心を持ちました。自民党は政治は数の力だと国民に示しました。民主主義は多数決ではありませんが、数は力です。国政も市政も同じです。本当の声を届けてくれる人がたくさん必要です。今日をスタートとし、仲間を増やして頑張っていきましょう。
今から野田正彰の講演会に行ってきます。