1週間のご無沙汰でした。川西の市議会選挙の2期目に挑戦していた友人の北上哲仁さんは、6位当選を果たしました。これで私の肩の荷も降り、ほっと一息といった心境です。
しかし、22日投開票が行われた選挙では、『改革』と銘打った『新保守派』、つまり自民党と公明党の推す候補者が軒並み当選しています。安部政権初戦圧勝、と新聞にも書かれていましたが、一党圧勝はいけない流れです。このあとも、尼崎の市長選挙、沖縄の知事選挙と、自公VS野党の選挙が続きますが、この流れを食い止めたいものです。それができなくなると、来年の統一地方選挙&参議院議員選挙の結果も同様のものになってしまいます。
安倍さんがキャッチーに語る「美しい国」を、自分の中で思い描き、それに恋している、期待している人たちがたくさんいらっしゃるのでしょう。美しい国って何だ、自分はどんな国がいいのか、どんな社会に住みたいのか、どんな老後がいいのか、言葉やムードに惑わされずに考えなければなりません。
川西市長も、自公の推薦する新人が当選しました。多選に批判が多かったのは確かです。後継者を育てられなかったことも批判されなければならないでしょう。でも、企業経営の理念で市政を語る新人に「ムダにみえるけど必要な福祉」が、ちゃんと理解してもらえるでしょうか?私たちが欲しいと思っているのは、自分には叶えられない「夢」ではなく日々を確かに生活できる安定した政治と豊かな福祉ではないでしょうか。
しかし、選ばれた以上はちゃんと仕事をしてもらいたいですし、選んだ以上責任をもって仕事をさせなければなりません。選んだ人を最後まで見届けることが、私たちの暮らしをよくする第一歩だと思いませんか?