12月議会の一般質問が終わりました。質問内容は
1.阪神北広域こども急病センターについて
2.市営住宅について
3.保育士確保について
でした。
数日すれば、伊丹市議会のHPからオンデマンドで映像を見ることができます。
「阪神北広域こども急病センター」についての質問は、
主には尼崎市の負担を求めるべきではないか、という内容です。
阪神北広域こども急病センターは、
阪神北圏域における広域連携による小児初期救急に特化した急病センターとして、
伊丹・川西・宝塚・猪名川町の3市1町及び3市の医師会の協力で
平成20年4月に開設されたものです。
土地は伊丹市が提供し、建設費・運営費は3市1町で負担しています。
小児救急は採算性の取れない診療科であるため、
運営の赤字分を3市1町と西宮市が負担しています。
当初参加していなかった西宮市が負担している理由は、
市内で深夜帯(深夜12時から朝の7時まで)に対応できる体制がない、
ここを西宮市民の小児救急センターとして使わせてほしい、という申し出があり、
協定書を交わして、運営費を負担してもらっています。
住んでいる場所別の利用割合は、
ざっくりというと、
伊丹・宝塚30%、川西20%、尼崎・西宮10%、猪名川町その他10%。
運営費負担は、人口按分と受診者数割で、
伊丹市・宝塚市約3000万円、川西市約1800万円、西宮市約2000万円、その他。
ん?尼崎市の負担がありませんね。
尼崎市は利用実態がありますが、負担していただいておりません。
なんでも、市内で十分に小児救急に対応する体制ができていて、
阪神北広域こども急病センターを使う必要が全くないから、だそうです。
理論上、市内で対応できる体制があったとしても、
何らかの理由でそれを使わない人がいて、こども急病センターへ来られている。
そういう利用実態があるのですから、負担していただくべきと思いますが。
皆さんはどう思われますか?