本日から、6月議会が始まりました。
今日の議事は、コロナ対応で専決した補正予予算の報告と承認。
提出されている議案の説明(補足説明は文書での配布)
議員提出議案の議決。
議員提出議案は、議員の報酬を引き下げる条例の制定です。
報酬の5%削減を7月から来年3月まで行うというもの。
今年度の視察などはすべて中止することも決めましたので、
合わせて、約1200万円の財源が生まれることになります。
新政会では、4月の段階で、
一人親家庭への支援のために議員報酬の削減を検討していました。
もっとも、伊丹市にお金が無い訳ではなく、
一般家庭の貯蓄にあたる財政調整基金があります。
令和2年度の当初予算では、残高は64億円。
基金を使うときは、緊急事態の時としていますので、
今回のコロナ対策支援に基金を取り崩すのは、まっとうな理由です。
議員報酬を削減する前に基金を使えばいいのでは、
という意見が議員の中にもありました。
ただ、雇い止め、帰休、収入の大幅減など、
尋常でない影響が市中に広がっている時期に、
皆さんと痛みを共有するためにも削減が必要だと、訴えてきました。
その結果、議員報酬の5%削減を
7月から来年の3月まで9か月間(期末手当にも影響します)実施、
ということに全員の意見がまとまり、提出することができました。
なんだ、5%か、というお声が聞こえてきそうです、
それもごもっともだと思います。
大切なのは、下げ率ではなく、報酬に見合った働きをすること、
市民の皆さんのお声を政策に反映させることと信じています。
引き続き、皆様からのお声をお聞かせください。