(いきいきプラザの前の八重桜が見ごろです)
新型コロナ対策として、伊丹市では次のような事業を行うことが決まりました。
臨時議会を招集して議決すると、決定までに1週間以上かかります。
いち早く事業を実施し、市民の皆さんの不安を少しでも解消するためにも、
市議会の議決を経ない、「専決処分」も今の事態では仕方ないと考えます。
1.感染を広げないために
1)感染者の出た飲食店や事業所の消毒費用を補助
(伊丹市独自事業 予算:約100万円)
2)母子手帳交付済みの妊婦約1600人にマスク20枚/人を郵送
介護事業所・障がい者・児施設にマスクを配布
(伊丹市独自事業 予算:約70万円)
3)酸性電解水(次亜塩素酸水)の配布@防災センター
4月17日~5月8日(土日祝も)、9:30~12:00、13:00~16:30
1家族500ml、ペットボトルなどを持って直接取りに行ってください
(全額国負担事業 予算:約50万円)
4)雇用されている国保加入者に傷病手当の支給
感染した、感染の疑いがある人が仕事を休んだ時
(医師の診断書、事業所の欠勤証明等が必要です)
平均収入 x 2/3 x お休みした4日目からの日数
(全額国負担事業 予算:約265万円)
2.雇用と事業を守るために
1)商店街等テイクアウト促進事業
①テイクアウト事業の情報サイトを開設するのを応援
(中心市街地活性化協議会へ補助→まち未来株式会社に作成委託)
(市独自事業 予算:180万円)
②伊丹市内飲食店応援チラシ作成(まちなか賑わい課事業)
チラシを作製して、新聞、広報伊丹に折り込み配布
(市独自事業 予算:152万円)
2)内定取り消し者(伊丹市民)を臨時職員として採用
会計年度任用職員として採用します、募集は始まっています
お問い合わせは、伊丹市役所人事課
(市独自事業 予算:約3,200万円)
3.学校園のお休みに伴う費用の還付など
1)児童くらぶ利用料を日割り計算して、還付(3月分から)
2)自転車駐車場の学生定期券の払い戻し(約410万円)
3)保育所保育料の日割り返還
4)ファミリーサポートセンターの利用助成
5)学校給食費の還付
6)休業中の子どもたちに「みんなの学習クラブ」の利用をすすめる
→you tube に利用の仕方をアップ、
ネット環境のない家庭の児童生徒にはプリントを配布
7)いきいき百歳体操のすすめ → you tube で動画配信中
伊丹市は、飲食店等への援助金については、市独自では行わず、
国・県の動向を待って決める、というスタンスでした。
兵庫県が、休業要請に応じてくれた中小企業に
経営継続支援金出す事業を計画しており、
市町村にも負担を求めることとしています(まだ準備中)。
コロナ対策で国から支給されることになってい臨時交付金を
この「支援事業」にあててもよい、ということになりましたので、
伊丹市も県内他市と同様の支援金をお出しすることになると思います。
(この臨時交付金は、国全体で1兆円)