(幸いに被害の無かった伊丹市では、宮前祭りが賑々しく開催されました)
台風19号の進路は関西をそれたけれど、
日本列島に近づくにつれ、
風台風から大雨台風となり、東日本、東北にかつてない量の雨を降らせ、
河川の氾濫、堤防の決壊で、甚大な被害が出てしまいました。
ニュースが報じられるたびに被害個所と被害者の数が増え、
悲しい気持ちでいっぱいになりました。
被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。
多摩川や千曲川のような、大きな川が氾濫するなんて。
同じような雨が伊丹市に、あるいは山間部に降ったら、
猪名川や武庫川も同じような結果になるのかもしれません。
伊丹市防災マップを今一度確認しておきたいものです。
被害に遭われた地域でも、水害ハザードマップを作っていると思います。
そのマップの範囲の災害だったのか、あるいは想定を大きく超えたのか。
市民の皆さんに危険度が十分伝わっていたのか、
避難の呼びかけや避難行動に問題があったのか。
今のところは分かりません。
ただ、ニュースを聞く限りでは「まさかこんなになるなんて・・・」
と言う声が多かったように思います。
また、車で出かけて川に転落、あるいは濁流に流された、
というケースも多く報道されています。
いつ、どのように避難するのがいいのか、
判断が難しかったのかもしれません。
自宅が安全な場所にあって、十分に災害備蓄品等があっても、
もしかしたら、出かけている時に被災する可能性もあります。
そうしたら、いったいどう対応したらいいのか。
とにかく、「命が助かることだけを考える」ということに尽きるのでしょう。